I miss you...

手をつないで寄り添っていたあの日
この桜並木は満開で暖かかった
風で舞う花びらを目で追いながら
合わせた視線を外せずにいたね

色とりどりの花が見える大きな窓
毎日そこに腰掛けて笑ったね
小さな公園の噴水に背を向けて
口付けしたあの夕空 あなたは覚えているかしら

蝉の泣き声と一緒にあなたの声も聞こえなくなった
まるで眠っている様 だけどもう動く事はない
私の中の時計も時を刻むのをやめてしまった

今秋が来て 葉が色づき始めた頃
あなたと見たこの噴水と夕空は
やっぱり今日も赤くて目に染みたよ
身を閉じて耳をすましてみても
あなたの声はもう聞こえない

ずっと隣にいてくれるって言ったのに
ずっとそばで笑ってるって言ったのに
あなたは何一つ約束を守らなかったわ
もうあなたが隣を歩く事はないね
もうあなたの笑い声で心温まる事はないね
どうして私を一人にしたのよ

寂しい冬が来て 一面が銀世界になった頃
あなたが見れなかったこの景色を見つめると
一人ぼっちの身に北風がまとわりついたよ
少し湿っぽいにおいがしたのは
いつの間にか涙があふれていたから

また春が来て 桜が舞い始めた頃
あなたと来たこの桜並木は
あの頃と変わらない桜吹雪だね
ふと隣を見てみても
あなたはもういない

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