ヌクモリ

長い間 同じ時を歩んだ人
別れは風の様に突然で
二人のためだと思い 永遠に別れる事を誓った
外ではいつのまにか雨が降っていた

いつもの部屋 今日は1人きり
あなたのにおい 沢山詰まった空間
数え切れないほどの思い出の品
ただ涙が流れ 止まらなかった

泣いても胸のつっかえは取れず
逆に孤独の恐怖が襲ってくる
窓の外の雨と心の中が同調する

心の中では決して止むことのない大雨
傘がなくて 身体中が冷される
誰かの温もりが欲しくて 抱きしめて欲しくて
ずっと身体震わせてる ホントは弱かったんだ
今は雨しか涙を隠せるものがなくて
“愛”の意味を噛み締めた

何も出来ず消化されてく日々
思い出すと 胸が熱くなる
やっぱり代わりなんていない
あの人しかいないんだって後悔してしまう

街がにぎわう記念日
もっと一緒にいて 幸せが欲しかった
抱き合って キスして 2人の気持ち確かめ合って
もっと恋人達のふいんきを味わいたかった

私の中だけの時が止まってしまうのが
怖くて 怖くて 身体の震えが止まらない
ちゃんと自分の中で区切りつけなくちゃね

雨はいつか止み 緩んだ地は固まる
心もいつまでも揺れ動くわけじゃない
雨の後には虹が出て 雲の切れ間からは太陽
前に進む事だけが勇気じゃない
後ろを振り返って笑顔になる事が大切なんだって
そう思える事が幸せだよ

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